11日(火)の1・2校時に6年生、3・4校時に3年生の児童たちが、着衣水泳の講習を受けました。水難学会の清水 宏行 様のご指導のもと、貴重な経験をさせていただきました。
着衣水泳は、普段着ている洋服のまま泳ぐことで、今回は、体操服を着たままプールに入って、着衣のまま水中に入ってしまった場合の対処法を学ぶという授業でした。
海や川といった場所で洋服のまま水中に落ちてしまうと、水着のときとは違って洋服が身体にまとわりつきパニックになってしまうものです。また、洋服が水を吸収することで泳ぎにくくなり、溺れやすくなってしまうといった印象もある思います。そんなとき、どんな対処をすると良いかを学びました。
まずは、体を浮かせて、安定した頃合い見計らって、助けを求めます。空気をいっぱい吸い込むと人間の体は浮きやすくできていることを体感してもらいます。仰向きで顔を水面に出して、呼吸できるようにします。
また、ペットボトルや木などがあると、さらに体が浮きやすくなります。そうして、一定時間、体を浮かせて、助けを求められるようになる講習でした。
こういった場面に出くわさないことが一番ですが、いざというときに、本日学習した知識・経験で命を救うことができればと思います。