4年生による、1年生を迎える会の練習です。

 5月18日(木)に、1年生を迎える会が第1ステージで行われます。

 今日の6校時は、総合の時間に4年生の子どもたちが、迎える会の練習を小アリーナで行いました。子どもの社会性が育つ「異年齢集団の交流」という実践です。4年生の子どもたちは、学校内の施設について、いくつかのグループに分かれて担当し、それぞれの場所やそこにいる先生のことも説明する練習をしてくれました。 

 文部科学省の国立教育政策研究所の生徒指導研究センターでは、このように関わることの喜びを感じさせること、年長者が主体的に取り組める内容になっていること、そして、年長者は年少者に対して役に立ったと感じ、年少者は自分もあんな年長者になりたいと感じさせることが大切だと指摘されています。

 昨日の夜に行われた、「虎姫学区青少年育成会議」でも、学生リーダー「パープル&クローバー」の若者について紹介されていました。これらの若者が、キャンプにおいて年少者のお世話をすることで、お世話になった年少者が「今度は自分たちも学生リーダーになりたい。」と感じ、この学生リーダーが20数年間、人が変わりつつ脈々と受け継がれています。このような活動は、異年齢集団の中で社会性が育つ良い実例だと思います。

 本校では、こういった異年齢集団の交流活動を積極的に行って、子どもたちの社会性が育つことを願っています。